落ち着いた洋風にこだわった建物外観に合うセミクローズ外構で、ストーリー性のある門柱から続くアプローチ空間や照明等などをご要望いただきました。
曲線を描くアプローチの途中に、植栽・照明台・低木等がある中間スペースや、建物の外壁イメージにあわせた形状の門柱、照明を比較的多く採用したプランニングを行いました。
また門扉からの視線防止や門柱との組み合わせを意識したり、シンメトリーな感覚で同種の中木を列植して統一感を考えた植栽計画を立てました。
ＴＯＹＯのベイクブリックウォールを採用したのは、安全安心の提案面からです。通常のブロック積と同等の配筋ができるので強度を保つことができ、なおかつ限りなくレンガに雰囲気が近い商品であることと、及びコスト面も評価して選びました。お施主様には、予算面・完成度ともに非常にご満足頂いています。

[採用製品の評価]
●ベイクブリック ウォール
御社の個性的な製品開発については、一定の評価を得ておられると思います。

[店舗の自己紹介]
近畿エリアではかなり早い段階から、ほぼエンドユーザー１００％の取引でこれまで運営されてきている店舗です。ハード面ではまだまだこれからですが、地域の方との敷居を低くするため、毎月10万部程度の折込と定期的なイベント（カルチャースクールや端材市等）で地域の方と接触する機会をできる限り多く持とうと意識しています。近年よくある変なデザイナー色を押し出して顧客層を上げるのではなくて、地域の方にエクステリアを通じてより快適な生活を送って頂くお手伝いをしたいというのがスタンスです。決して安売りをしているわけではありませんが。
比較的、意匠面でご評価をいただくことも多いのですが、基本的にはその裏側にある実際の生活を送る上での動線や使い勝手を意識した、贅沢ではない日常の生活をより便利にする提案を含めた設計提案を心掛けています。
また、アイアンウッド等天然木等の使用が少なかった頃から、天然木等を使用したコスト面・意匠面ともにお客様にとってメリットのある提案を意欲的で、近年は環境を意識し、完全栽培木である程度の耐久力をもつレッドウッド等の木材の採用も進めています。

 設計・
施工店名

花椿　（有限会社フィールドアプローチ） 様
大阪府岸和田市山直中町367-1
http://hanatsubaki-fa.co.jp/